ロバに乗るお爺さんが描かれていますが、こちらは中国八仙人の一人「張果老」 日本人が、七福神を誰でも知っているように、中国では八仙人といえば、知らない人はいないほど非常に有名だそうです。 この人物、唐の玄宗皇帝の時代に実在したとされますが、さすがは仙人。数百歳と称していたとか、死んだのにまた生き返ったとか、いろいろな逸話に事欠かない人物で、いつも白いロバに乗り、一日数万里（数百キロメートル）移動したという伝説があります。 このロバは幻術によって動かしており、乗らない時は紙に戻し　また乗る時は水を吹きかけるとロバになったとか。 張果老が後ろ向きにロバに乗った理由には幾つかの民間説がありますが、一説には、 社会の乱れや人々の道徳心がなくなり鬼と化した本当の「乱」の時代になる。と、千年も遠い未来を予見し、社会の状態が日増しに悪くなって「道（どう）」からますます離れてしまうことを懸念して、「歴史が流れて前進することは後退することである」と考え、後ろ向きにロバに乗ることで平和を願っているそうです。（「八仙得道傳説」より） 平和を願う掛軸として、飾ってみてはいかがでしょうか♫ 風鎮付きです！ #掛け軸　#掛軸　#張果老　#八仙人　#仙人　#仙人とロバ　#平和　#和室　#和室飾り　#アート　#ちょうかろう